公営ギャンブルの中で比較的に的中しやすいのが、競艇です。勝ち船投票権を1枚100円で購入して、投票を行います。このギャンブルの還元率は75％になっています。たとえばあるレースにおいて総売り上げが1億円あったとします。この1億円の中から当たった人に払い戻される金額は、7500万円になります。当たった人が100人いるとすれば1人当たり7万5千円の払い戻しというわけです。これは単純な払い戻しの計算をしましたが、競艇には賭け式があって単勝、複勝、二連複、三連複、二連単、三連単、拡連複という賭け式があります。この賭け式ごとに売り上げを計算して、還元率の75％をかけて払戻金額を決定していきます。これは売り出し金額によってすぐに計算をすることが可能で、これをオッズと呼んでいます。オッズは100円の勝ち船投票権を購入したとき、当たった場合どれぐらいの金額が払い戻しになるのかわかる値です。

競艇は6艇立てで行われますので、あてることが難しいといわれている3連単でも120通りしかありません。ほかの公営ギャンブルである競輪、競馬、オートレースよりも当たる確率は高くなっています。ほかの公営ギャンブルの還元率が70％なのを見ると、還元率が少し高く当たる確率が高いといえます。